【徹底比較】SHURE MV7+ vs AT2020USB-X|宅録マイクどっちを選ぶべきか実体験で解説

目次

🎤 宅録マイク選びで2万円ムダにした話

mono-good.com管理人のmonogoodです。
いきなりだけど、USBマイクを買って「あ、これ失敗したわ」って経験ない? 俺はある。しかも2回。合計で2万円くらい溶かした。

最初にやらかしたのは、Amazonで評価4.5の中華コンデンサーマイク。3,000円台で「プロ並みの音質」って書いてあったやつ。届いて録音してみたら、隣の部屋のテレビの音までクリアに拾ってくれた。コンデンサーの感度ナメてた。

次に買ったのが1万円台のUSBコンデンサーマイク。さすがにまともだったけど、エアコンのサーッていうノイズが常に入る。ノイズゲートもなし、ゲイン調整もPC側でやるしかない。結局ソフトウェアで後処理する手間が増えて、録音のたびにストレスだった。

USB宅録マイクで失敗しがちな落とし穴

俺の失敗を振り返ると、USB宅録マイクには3つの落とし穴がある。

  • 環境音に弱い問題:コンデンサー型は感度が高い分、エアコン・キーボード・生活音を全部拾う。防音室がない自宅だと致命的
  • ゲイン調整がPC依存:マイク本体にゲインノブがないと、OS側の設定で音量を上げることになり、ホワイトノイズまで増幅される
  • 「安物買いの銭失い」ループ:3,000〜5,000円のマイクを2〜3本買い替えるうちに、結局1.5万〜2万円使ってる。最初からそのクラスを買えばよかったという後悔

正直、宅録用途でまともに使えるUSBマイクは1.5万円〜が現実的なライン。それ以下は運ゲーになる。

SHURE MVA デスクトップスタンドは、MV7+との組み合わせで振動ノイズを抑えつつ、デスク周りをすっきりまとめられる純正アクセサリーです。気になる方は、対応機種や実際の使用感を公式ページで確認してみてください。

MV7+とAT2020USB-Xが最終候補に残った理由

2回の失敗を経て、次こそは間違いないやつを選ぼうと本気でリサーチした。条件はこの4つ。

  1. USB接続だけで完結する(オーディオインターフェース不要)
  2. 本体側でゲイン調整やミュートができる
  3. 環境音をある程度カットできる仕組みがある
  4. 予算は3万円以内

この条件で絞り込んでいくと、最終的に残ったのがSHURE MV7+(Amazon実売で約3万円前後)とAudio-Technica AT2020USB-X(約1.8万円前後)の2機種だった。

MV7+はダイナミック型で環境音に強く、本体にタッチパネル搭載。対してAT2020USB-Xはコンデンサー型ながらオーテクの定番AT2020をUSB-C化した正統派。方向性がまったく違う2本だからこそ、比較する価値がある。

この記事で比較する8つの評価軸

「音質がいい」だけじゃマイクは選べない。実際に使ってみて大事だと感じた8つの軸で、この記事ではガチ比較していく。

評価軸 なぜ重要か
① 音質(声の質感) 同じ声でもマイクで印象がガラッと変わる
② 環境音の遮断力 自宅録音の最大の敵。ここが弱いと後処理地獄
③ 接続方式・互換性 USB-C対応か、XLR併用できるかで拡張性が変わる
④ 本体の操作性 ゲイン・ミュート・モニター音量をマイク側で触れるか
⑤ 専用ソフトの使い勝手 DSP処理やEQ設定がどこまでできるか
⑥ ビルドクオリティ 毎日触るものだから質感と耐久性は地味に大事
⑦ 価格とコスパ 約1.2万円の価格差をどう考えるか
⑧ 向いてる用途・人 配信・ナレーション・会議、用途で正解が変わる

スペック表の数字を並べるだけの比較はしない。実際に両方使ってみて「ここは数字に出ないけど差がデカい」と感じた部分を中心に、次のセクションから掘り下げていく。

ダイナミック型USBマイクに近距離で話しかける宅録シーン、環境ノイズに強い収録の様子

🔍 SHURE MV7+の特徴と使用感

前セクションで書いた通り、俺はコンデンサーマイクで環境音を拾いまくって痛い目を見た。その反省から手を出したのがSHURE MV7+。Amazon実売で約3万3,000円前後と、USBマイクとしては正直かなり強気な価格帯だ。ただ、結論から言うと「この価格で納得できる理由」はちゃんとある。

MV7+はSHUREが2024年にリリースしたMV7の後継機。ダイナミック型マイクにUSB-CとXLR端子を両方載せたハイブリッド設計で、ポッドキャスターやゲーム配信者をメインターゲットにしてる。ここからはサブ見出しごとに、実際に使って感じたことを正直にまとめていく。

SHURE MV7+の最新価格や詳細なスペックは、以下のリンクから確認できます。USB/XLRの両対応で将来の機材拡張にも対応できるため、長く使えるマイクを探している方はぜひチェックしてみてください。

ダイナミック型がもたらす環境ノイズへの強さ

俺がMV7+を選んだ最大の理由がここ。ダイナミック型は構造上、コンデンサー型より感度が低い。「感度が低い=性能が悪い」と思われがちだけど、宅録環境ではこれが逆にメリットになる。

実際に自宅の作業部屋で使ってみると、エアコンの動作音や隣の部屋の生活音をほぼ拾わない。以前のコンデンサーマイクだと、キーボードのタイプ音まで盛大に入っていたのが嘘みたいだった。口元から拳1個分くらいの距離で話せば、声だけをしっかり拾ってくれる。

ダイナミック型 vs コンデンサー型:宅録での違い
項目ダイナミック型(MV7+)コンデンサー型
環境ノイズの拾いやすさ拾いにくい(◎)拾いやすい(△)
声の繊細さ・解像感やや粗い(○)非常に繊細(◎)
推奨用途配信・ポッドキャスト・通話歌録り・ナレーション・ASMR
防音対策の必要性最低限でOKしっかりやらないと厳しい

ただしデメリットもはっきりある。ダイナミック型は声の「息づかい」や高域の繊細なニュアンスがコンデンサー型に比べて出にくい。ボーカル録りやASMR系のコンテンツには正直向かないと感じた。あくまで「しゃべり」に最適化されたマイクだと思ったほうがいい。

USB-CとXLRの両対応が将来の拡張性を担保する

MV7+の設計で地味にありがたいのが、USB-CとXLR端子の両方を備えてる点。最初はUSB-Cでパソコンに直挿しして使い始めて、将来オーディオインターフェースを導入したくなったらXLRに切り替えられる。

俺は最初USB-C接続で使い始めた。正直、USB接続だけでも音質は十分実用レベル。サンプリングレートは48kHz/24bitで、ポッドキャストや配信用途ならこれで不満はない。ドライバ不要でMacに繋いだ瞬間そのまま認識してくれたのも楽だった。

ただ、XLR接続に切り替えると音の太さが一段上がる印象はあった。ここは接続先のオーディオインターフェースの性能にも左右されるから一概には言えないけど、「USB接続で始めて、ステップアップの余地がある」という安心感は大きい。3万円台のマイクを買い替えずに長く使える設計なのは素直に評価できる。

⚠ 注意点:USB-CとXLRの同時使用はできない。切り替えて使う仕様なので、両方同時に出力したい用途には対応してない。ここは購入前に知っておいたほうがいい。

LEDタッチパネルとアプリ連携の操作感

MV7+で前モデルから大きく変わったのがこのタッチパネル。マイク本体の上面にLEDのタッチバーがあって、ゲイン調整やミュートを指でスッと操作できる。

最初は「カッコいいけど実用性あるのか?」と疑ってた。実際使ってみると、配信中にサッとゲインを微調整できるのは便利。物理ノブをガチャガチャ回すより静かだし、ミュートのON/OFFもタップ一発。見た目の満足度も正直高い。LEDの色もアプリからカスタマイズできて、暗い部屋だとちょっとテンションが上がる。

一方で、ShurePlus MOTIVアプリの使い勝手には少し不満もある。EQプリセットやコンプレッサーの設定ができるんだけど、UIが直感的かと言われると微妙。特にEQの細かいカスタマイズは、慣れるまで「今どこをいじってるのか」がわかりにくかった。とはいえ、プリセットの「ダーク」「ナチュラル」「ブライト」あたりを切り替えるだけでも声の印象がかなり変わるから、細かい設定が苦手な人はプリセットだけ使えば問題ない。

MV7+はこんな人に向いてる:

  • 防音環境が整っていない自宅で配信・収録したい人
  • 将来オーディオインターフェースへのステップアップを考えてる人
  • マイクの見た目や操作の「体験」にも3万円分の価値を感じられる人

向かない人:

  • 歌録り・ASMR・ナレーションなど繊細な音質が必要な用途
  • 予算1万円台で済ませたい人(この価格帯ならAT2020USB-Xのほうが選択肢に入る)
  • アプリ連携やタッチパネルに興味がなく、シンプルに音質だけ求める人

🔍 Audio-Technica AT2020USB-Xの特徴と使用感

前セクションではMV7+のダイナミック型の良さを語ったけど、ここからはもう一方の刺客、Audio-Technica AT2020USB-Xについて掘り下げていく。Amazon実売で約1.8万円前後。コンデンサー型USBマイクとしてはかなり手の出しやすい価格帯だ。

正直に言うと、俺は最初「オーテクのUSBマイクって業務用AT2020の廉価版でしょ?」くらいに思ってた。でも実際に使ってみたら、そんな舐めた認識は速攻で覆された。こいつ、ちゃんと”オーテクの音”がする。

Audio-Technica AT2020USB-Xの最新価格や詳細スペックは、以下のリンクから確認できます。コンデンサーマイクならではのクリアな高音質を手軽に体験したい方は、ぜひチェックしてみてください。

コンデンサー型が活きるボーカル・ナレーション収録

AT2020USB-Xはコンデンサー型マイク。ダイナミック型のMV7+と根本的に違うのは、音の拾い方の繊細さだ。息づかい、リップノイズ、声の倍音成分まで丁寧にキャッチしてくれる。

ナレーション収録で使ったとき、声のニュアンスがそのまま録れてる感覚があった。MV7+だと「整えられた音」が録れるイメージだけど、AT2020USB-Xは「素の声をそのまま高解像度で記録する」感じ。ここは好みが分かれるところだと思う。

AT2020USB-Xが得意なこと
  • ボーカル録音(歌ってみた・カバー動画)
  • ナレーション・朗読・オーディオブック
  • ASMR系コンテンツ(繊細な音を拾える)
  • アコースティック楽器の宅録
正直キツいと感じた場面
  • エアコンや生活音が盛大に入る
  • キーボードのタイプ音もしっかり拾う
  • 隣の部屋のテレビ音が録音に混入した
  • 防音処理してない部屋だと環境音との戦いになる

ここが最大のデメリットで、コンデンサー型ゆえに環境音をめちゃくちゃ拾う。俺の作業部屋はエアコン常時稼働なんだけど、AT2020USB-Xで録ると「サーッ」というエアコンのノイズがはっきり入った。MV7+では気にならなかったレベルの音がしっかり乗ってくる。防音環境が整ってない人にとって、これは致命的になりうるポイントだ。

内蔵ミックス機能とヘッドホンモニターの実用性

AT2020USB-Xの地味にありがたい機能が、マイク本体に搭載されたミックスコントロール。PC出力の音声とマイク入力の音声バランスを、本体のダイヤルで調整できる。

操作項目 AT2020USB-X MV7+(参考)
マイクゲイン調整 本体ダイヤル タッチパネル/アプリ
ヘッドホン音量 本体ダイヤル タッチパネル
ダイレクトモニター ミックスダイヤルで調整可 アプリでON/OFF
ミュート 本体タッチボタン タッチパネル
操作の直感性 物理ダイヤルで迷わない 慣れるまで少しかかる

ヘッドホンモニターはマイク底面の3.5mm端子に接続する。遅延なしのダイレクトモニタリングができるので、自分の声をリアルタイムで聴きながら収録できるのはかなり快適だった。ただし、ヘッドホン出力のパワーはそこまで強くない。インピーダンスの高い開放型ヘッドホンだと音量不足を感じるかもしれない。俺はATH-M50xで使って問題なかったけど、相性は事前に確認しておいたほうがいい。

A-T Softwareによるデジタル処理の仕上がり

AT2020USB-Xには専用ソフト「A-T Software」が用意されてる。SHUREでいうMOTIVアプリに相当するもので、EQやノイズリダクション、コンプレッサーなどをPC上で設定できる。

率直な感想を言うと、MOTIVアプリほどの完成度ではない。UIはシンプルで迷うことはないんだけど、プリセットの数が少なめで、追い込んだ音作りをしようとすると物足りなさがある。「ポッドキャスト向け」「ボーカル向け」くらいのざっくりしたプリセットから微調整するイメージだ。

A-T Softwareで俺が感じたこと
  • 良い点:ノイズリダクションの効きがそこそこ優秀。エアコンノイズはある程度抑えてくれた
  • 良い点:設定がマイク本体に保存される。別のPCに繋いでもそのまま使える
  • 微妙な点:EQの帯域指定が大まかで、細かいピンポイント調整がしにくい
  • 微妙な点:MOTIVのオートレベル機能のような「全自動おまかせ」モードがない

ただ、逆に言えば「あまりソフトで弄りすぎず、素の音質で勝負するマイク」とも言える。OBSやDAW側でエフェクト処理するつもりの人にとっては、マイク側はクリーンな信号を送ってくれればOKなわけで、そういう運用ならA-T Softwareの簡素さはむしろメリットになる。

AT2020USB-Xが向いてるのは、静かな環境でボーカルやナレーションを高音質で録りたい人。1.8万円前後でこの集音品質は、コスパとしてかなり優秀だと思う。逆に、リビングで配信したい人や、環境音が多い部屋で使いたい人は、素直にMV7+を選んだほうが幸せになれる。ここの環境条件が、選択の分岐点として一番デカい。

⚖️ 8項目スペック比較表

スペック比較一覧(表)

前セクションまでで両機種の個別レビューを書いてきたけど、「結局どっちが上なの?」ってのが気になるところだと思う。ここでは公称スペックを並べて、客観的な数字で比較していく。

まず一覧を見てほしい。

比較項目 SHURE MV7+ AT2020USB-X
マイクタイプ ダイナミック型 コンデンサー型
指向性 単一指向性(カーディオイド) 単一指向性(カーディオイド)
接続方式 USB-C / XLR(両対応) USB-C
サンプリングレート 最大48kHz / 24bit 最大96kHz / 24bit
本体重量 約550g 約373g
付属品 USB-Cケーブル、変換アダプター(3/8→5/8)など USB-Cケーブル、スタンドマウント、変換ネジなど
対応OS Windows / macOS / iOS / Android Windows / macOS
実売価格(税込目安) 約3.5〜3.8万円前後 約1.8〜2.0万円前後

数字で目立つ差は3つ。接続方式・サンプリングレート・価格だ。

MV7+はUSBとXLRの両方に対応してるから、将来オーディオインターフェースを導入しても使い続けられる。一方AT2020USB-XはUSB-Cのみだけど、そのぶん96kHz/24bitという高いサンプリングレートに対応してる。価格差はおよそ1.5〜2万円。この差をどう見るかが選択の分かれ目になる。

数字だけでは見えない体感差のポイント

正直に言うと、スペック表だけ見て選ぶのはおすすめしない。俺が両方使ってみて「数字に出ない差」がかなりあったからだ。

環境音の拾い方が全然違う

一番大きいのはここ。ダイナミック型のMV7+は、口元から15cmくらい離れても背景のエアコン音やキーボード打鍵音をほとんど拾わなかった。対してAT2020USB-Xはコンデンサー型の感度の高さゆえ、同じ距離だと部屋の反響音までしっかり入る。

自室が防音処理されてない普通の部屋なら、MV7+のほうが圧倒的にラク。逆に、静かな環境を用意できる人ならAT2020USB-Xの繊細さが活きてくる。

重量と取り回し

MV7+は約550gあるから、安物のブームアームだとお辞儀する。俺は最初に3,000円クラスのアームを使ったら見事に垂れ下がって失敗した。結局、耐荷重に余裕のあるアームを買い直すことになったので、ここは追加コストとして計算に入れたほうがいい。AT2020USB-Xは373gと軽いから、そこまで神経質にならなくて済む。

ソフトウェア制御の差

MV7+はSHURE公式の「ShurePlus MOTIV」アプリでEQやリミッター、ゲイン調整がかなり細かくできる。特にオートレベル機能は、声量にムラがある人にとって地味に助かる機能だった。AT2020USB-Xは「Audio-Technica Connect」で基本的な調整ができるけど、機能の幅はMV7+のほうが一段上だと感じた。

俺なりの結論をざっくり言うと:

  • MV7+が向く人 → 生活音が多い環境での配信・収録、XLRへの将来拡張を見据えてる人、予算3.5万円を出せる人
  • AT2020USB-Xが向く人 → 静かな部屋で高音質録音したい人、ナレーションや歌の収録がメイン、コスパ重視で2万円以内に抑えたい人

スペック上の数値差よりも、「自分の収録環境がどれだけ静かか」で選ぶのが一番失敗しない。ここを無視して高音質スペックだけ見てコンデンサー型を選ぶと、ノイズ処理で苦労することになる。俺自身がそれで遠回りしたから間違いない。

ポッドキャスト用ダイナミック型マイクとナレーション用コンデンサー型マイクの用途別使用シーン比較

🎧 用途別に見る「どっちが向いているか」

前セクションでスペックを並べたけど、正直なところ数字だけ見ても「で、俺はどっち買えばいいの?」ってなるよな。実際、俺も最初はスペック表とにらめっこして余計に迷った経験がある。

結論から言うと、「何を録るか」で答えはほぼ一択に絞れる。ここからは俺が両方のマイクを実際に使い込んだ上で、用途別にバッサリ切り分けていく。

ポッドキャスト・会議用途ならMV7+が有利な理由

ポッドキャストや会議用途なら、MV7+一択。理由はシンプルで、ダイナミック型の指向特性が「声だけ拾って周囲のノイズを拾いにくい」から。

俺が自宅でポッドキャスト収録してたとき、隣の部屋のエアコン音やキーボードのカチャカチャ音にずっと悩まされてた。MV7+に替えてからは、口元15cmくらいの距離で喋ればほぼ声だけ録れる。これがコンデンサー型のAT2020USB-Xだと、部屋の反響まで丁寧に拾ってしまうんだよな。

MV7+がポッドキャスト向きな3つの理由
  • 環境音を拾いにくい ─ 防音処理してない自宅でも使える。吸音材ゼロの6畳間で録っても問題なかった
  • ShurePlus MOTIVアプリでEQ・コンプが完結 ─ 収録後の編集が格段にラク。ポッドキャストは毎週更新だから、この時短が地味にデカい
  • USB-CとXLRのハイブリッド接続 ─ 最初はUSBで始めて、本格化したらオーディオインターフェース経由に移行できる。買い替え不要

会議用途でも同じ理屈。在宅ワークで使うなら、生活音をカットしてくれるMV7+のほうがストレスが少ない。ただし3万円台後半の価格は、会議だけの用途には正直オーバースペック。会議メインなら1万円前後のコンデンサーマイクでも十分だったりするから、そこは予算と相談してほしい。

歌ってみた・ボーカル録りにはAT2020USB-Xが映える

「歌ってみた」やボーカル録音なら、AT2020USB-Xのほうが断然キレイに録れる

コンデンサー型は感度が高い分、声の細かいニュアンスや息遣いまで拾ってくれる。MV7+で歌を録ったこともあるけど、比較すると高音域の伸びや空気感が物足りなかった。ダイナミック型はどうしても中低域にまとまりやすいから、ボーカルの抜け感で差が出る。

比較項目MV7+で歌を録った印象AT2020USB-Xで歌を録った印象
高音の伸びやや詰まる。サ行が丸くなる自然に抜ける。ファルセットも綺麗
低音の厚み太くてラジオ的な温かさタイトで締まった低域
息遣い・ニュアンス拾いきれない部分ありしっかり録れる。ウィスパーも◎
環境音の影響ほぼ気にならない部屋の反響を拾いやすい

ただし、AT2020USB-Xで歌を録るなら部屋の吸音処理は必須。俺は最初そのまま録って、盛大にルームリバーブが乗った音源ができあがった。リフレクションフィルター(3,000〜5,000円くらい)を背面に置くだけでかなり改善するから、本体の約1.5万円前後に加えてその出費も計算に入れておいたほうがいい。

逆に言えば、吸音処理済みの環境があるならAT2020USB-Xのコスパは凄まじい。1.5万円前後でこの録り音は正直バグってる。

ゲーム配信・雑談配信で重視すべきポイント

配信用途は少しややこしい。結論を先に言うと、環境しだい

配信スタイル別おすすめ早見表
配信スタイルおすすめ理由
FPSなどキーボード・マウス操作が激しいMV7+打鍵音やクリック音を拾いにくい
雑談・ASMRなど静かめの配信AT2020USB-X声のディテールが活きる
防音室・吸音処理済みの環境ありAT2020USB-Xコンデンサーの良さをフルに出せる
生活音が多い環境(家族あり・賃貸など)MV7+ノイズ耐性が段違い

俺がゲーム配信で一番困ったのは、メカニカルキーボードの打鍵音だった。AT2020USB-Xだとソフトウェアのノイズゲートをかなりキツめに設定しないと打鍵音がダダ漏れになる。結果、ゲートが声の出だしまで食ってしまって不自然な音声になった。MV7+に変えたらゲートの設定が緩くても打鍵音がほとんど入らなくなって、一気に配信が快適になった。

ただ、MV7+のデメリットも正直に書いておく。マイクとの距離がシビア。口元から離れると急激に音量が落ちるから、配信中に飲み物を取ったりして姿勢が変わると音量差が目立つ。マイクアームで口元に固定する前提の運用になるから、デスク上に置いてラフに使いたい人には向いてない。

一方AT2020USB-Xは、30cm離れていてもそこそこ拾ってくれるから、マイクの位置をそこまでシビアに気にしなくていい。雑談配信のようにリラックスした体勢で喋りたいなら、この「距離の許容幅」は地味にありがたいポイントだった。

💡 monogoodの結論
迷ったら自分の部屋の環境で決めるのが一番シンプル。防音・吸音ができてるならAT2020USB-X(約1.5万円前後)、何もしてない普通の部屋ならMV7+(約3.5万円前後)。用途の前に、まず録る環境を見直すのが近道だと思う。

SHURE MV7+の最新価格や詳細なスペックは、以下のリンクから確認できます。USB/XLRの両対応で将来の機材拡張にも対応できるため、長く使えるマイクを探している方はぜひチェックしてみてください。

💰 予算別・環境別おすすめプラン

前のセクションで「どっちが自分向きか」は見えてきたと思う。でも実際に買うとなると、マイク単体の値段だけじゃ済まないんだよな。アームやポップガード、場合によってはオーディオインターフェースまで必要になる。ここでは予算帯ごとに「これ買っとけば間違いない」って構成をまとめた。

2万円台で完結させるならこの構成

アイテムおすすめ実売価格(目安)
マイクAT2020USB-X約16,000〜18,000円
マイクアームAmazonベーシック or Luling Arts約2,000〜3,000円
ポップガード安い布製でOK約500〜1,000円
合計約2万円前後

とにかくコストを抑えたいならAT2020USB-Xの一択。USB-C直挿しで、オーディオインターフェース不要なのがデカい。正直、2万円でこの音質はバグってるレベルだと思う。

注意点としては、コンデンサーマイクだから環境音をよく拾う。エアコンの音やキーボードのカチャカチャが入りやすいんで、静かめの部屋で使うのが前提になる。「自室が大通り沿い」みたいな人は、次の予算帯を検討したほうがいい。

3〜4万円台でワンランク上を狙う構成

アイテムおすすめ実売価格(目安)
マイクSHURE MV7+約30,000〜35,000円
マイクアームElgato Wave Mic Arm LP など約5,000〜10,000円
USBケーブル付属品でOK0円
合計約3.5〜4.5万円

MV7+はダイナミック型だから、AT2020USB-Xと比べて周囲のノイズに強い。エアコンつけっぱでも、口元の声だけキレイに拾ってくれる感覚がある。USB接続のままでもShurePlus MOTIVアプリでEQやコンプを細かくいじれるんで、ソフト側の処理も楽。

ただ、MV7+は本体がそこそこ重い。安いアームだとお辞儀してくるから、アームはケチらないほうがいい。俺は最初2,000円のアームで組んで見事に垂れ下がった経験がある。Elgatoあたりの耐荷重に余裕あるやつを選んでおけば後悔しない。

デスク周りをすっきりさせたい場合は、低位置設計でモニター下にも収まるElgato Wave Mic Arm LPをチェックしてみてください。クランプ式で取り付けも簡単なので、マイクアームの導入が初めてでも扱いやすいモデルです。

将来XLR運用に移行したい人向けの構成

アイテムおすすめ実売価格(目安)
マイクSHURE MV7+(USB/XLR両対応)約30,000〜35,000円
オーディオIFFocusrite Scarlett Solo(4th Gen)など約15,000〜18,000円
XLRケーブルCANARE / Amazon定番品約1,000〜2,000円
マイクアームElgato / Rode PSA1+約5,000〜12,000円
合計約5〜6.5万円

「今はUSBで手軽に始めたいけど、いずれ本格的な環境を組みたい」って人にはMV7+のXLRハイブリッド構成が最適解。最初はUSBで使って、スキルや環境が整ったらオーディオIFを買い足す——この段階的なアップグレードができるのはMV7+だけの強みだ。

AT2020USB-Xはあくまで「USB専用機」なんで、XLRに移行したくなったら別のマイクを買い直すことになる。俺の周りでも「最初にUSB専用マイク買って、半年後にXLRマイク買い直した」って人が結構いる。長い目で見ると、最初からMV7+にしておいたほうがトータルで安く済むケースは多い。

防音対策もセットで考えるなら:マイクに何万円かける前に、デスク周りの吸音材(約3,000〜5,000円)やリフレクションフィルター(約3,000〜8,000円)を足すだけで録り音が激変する。特にAT2020USB-Xのようなコンデンサー型は反響音の影響がモロに出るから、吸音パネルを背面に置くだけでも全然違う。マイク本体よりも「部屋の音響」に投資したほうがコスパが高いのは、宅録あるあるだと思う。

6畳洋室での宅録デスクセッティング例、マイクアームや吸音材を使った実用的なホームスタジオ環境

🛠️ 実際の収録環境セッティング例

前セクションで予算別プランを出したけど、「で、実際どうセッティングすればいいの?」ってなるよな。正直、マイク本体よりも置き方と部屋の環境で音質の半分は決まる。俺の6畳洋室での試行錯誤を、そのまま晒していく。

デスク直置き vs マイクアームの音質差

結論から言うと、マイクアームは必須に近い。デスク直置きだとキーボードの打鍵音やマウスクリックの振動をモロに拾う。特にAT2020USB-Xはコンデンサー型で感度が高いから、直置きだと「カタカタカタ…」がしっかり録音されてしまう。

MV7+はダイナミック型なぶん振動には多少強いけど、それでも直置きはおすすめしない。俺は最初「付属スタンドでいけるっしょ」と思って1週間くらい直置きで収録してた。結果、編集時にノイズ除去で毎回30分溶かすハメになった。マイクアーム買ったほうが圧倒的に時短になる。

比較項目 デスク直置き マイクアーム使用
打鍵ノイズ かなり入る ほぼ消える
口元との距離調整 姿勢で合わせるしかない 自由に調整可能
デスクスペース 占有する デスク上フリー
追加コスト 0円 3,000〜7,000円程度
見た目・配信映え 普通 一気にそれっぽくなる

アームは定番のRøde PSA1(1万円前後)が鉄板だけど、正直Amazonで3,000〜4,000円台の中華アームでも十分使える。俺は最初に安いやつを買って、半年後にPSA1に買い替えた。安いアームの弱点は関節がゆるくなってマイクがお辞儀してくること。ここだけ覚えておけばいい。

吸音パネルなし環境でのノイズ比較

6畳洋室、フローリング、カーテンは普通の遮光カーテン1枚。いわゆる「何も対策してない一般的な部屋」での比較結果がこれ。

MV7+(ダイナミック型)
口元から拳1個分の距離で収録。部屋の反響はほぼ気にならない。エアコン(弱運転)をつけたままでも、後処理なしでそこそこクリアに録れた。ただし口元から離れると一気に音が痩せるから、距離感がシビア。

AT2020USB-X(コンデンサー型)
同じ距離で収録すると、声の解像感はMV7+より高い。ただしエアコンの音、隣の部屋のテレビ、窓の外の車の音まで拾う。吸音パネルなしだと壁の反響も入って、いわゆる「風呂場っぽい響き」が乗りやすい。

ここが両マイクの最大の分かれ道だと感じた。部屋の防音・吸音に金をかけたくないならMV7+。逆に吸音パネル(5,000〜8,000円で6枚セットくらい)を壁に貼る気があるなら、AT2020USB-Xのほうが声の質は上。

俺の失敗談を一つ。AT2020USB-Xで「吸音材なしでもいけるだろ」と収録した回があったんだけど、後から聴き返したら部屋鳴りがひどくて全部録り直した。コンデンサー型の感度の高さは、良い環境なら武器だけど、整ってない部屋だと完全に裏目に出る。

OBS・Logic Proでの推奨設定メモ

最後に、俺が実際に使ってる設定をメモ的に残しておく。環境や声質で変わるから、あくまで出発点として参考にしてほしい。

▼ OBS Studio(配信・録画向け)

  • MV7+:ゲインは本体側で60〜70%あたりに設定 → OBSのマイク音量は-5〜-3dBくらいで調整。ノイズゲートは-35dB前後で打鍵音をカット
  • AT2020USB-X:本体ゲインは40〜50%に抑える → OBS側のフィルタで「ノイズ抑制」をON(RNNoiseが軽くて優秀)。コンプレッサーは比率3:1、閾値-18dBあたりからスタート

▼ Logic Pro(宅録・ナレーション向け)

  • MV7+:Channel EQで100Hz以下をローカット。中域(2〜4kHz)を少し持ち上げると声の輪郭が出る。コンプはデフォルトの「Voice」プリセットから微調整するのが早い
  • AT2020USB-X:こちらもローカットは必須(80〜120Hz)。コンデンサー特有の高域のシャリつきが気になる場合は8kHz以上を1〜2dBだけ下げるとナチュラルになる

⚠️ 注意点:MV7+はSHURE公式アプリ「ShurePlus MOTIV」でも音質調整ができる。OBSやDAW側のフィルタと二重にかけると音が破綻するから、どっちか一方で処理すると決めたほうがいい。俺は最初これでハマって、やたらこもった音になって原因探しに1時間かかった。

セッティングは沼にハマると終わらないけど、まずは「マイクアーム+口元から拳1個分の距離+ローカット」。この3つだけ押さえておけば、どっちのマイクでもそれなりの音は出せる。細かい調整はそこからでいい。

Audio-Technica AT2020USB-Xの最新価格や詳細スペックは、以下のリンクから確認できます。コンデンサーマイクならではのクリアな高音質を手軽に体験したい方は、ぜひチェックしてみてください。

❓ よくある質問(Q&A)

MV7+はMV7から買い替える価値があるか

正直、MV7で不満がないなら急ぐ必要はない。MV7+で変わったのは主にデジタル信号処理の精度とLEDタッチパネルの操作性で、マイクカプセル自体は同系統。ただ、USB-C対応やShurePlus MOTIVアプリの機能強化は地味に効いてくる。MV7が中古で1.5万円前後で売れるうちに乗り換えるなら、実質1万円台の追加投資で済むから悪くない判断だと思う。

AT2020USB-Xに別途オーディオIFは必要か

不要。USB-X自体がAD変換を内蔵してるので、PCに直挿しで完結する。「いずれXLR接続に移行したい」って人は最初からXLR版のAT2020を買ったほうがいい。USB-Xを買ってさらにIFを足すのは完全に二重投資になるから、そこだけ注意。

ダイナミック型とコンデンサー型、どちらが初心者向きか

環境が整ってないならダイナミック型(MV7+)のほうが失敗しにくい。コンデンサー型は感度が高い分、エアコンやキーボード音まで拾う。俺も最初コンデンサーで録って、編集時にノイズ除去で苦労した経験がある。静かな個室を確保できるならコンデンサー型のほうが音質面では有利だけど、「とりあえず始めたい」ならダイナミック一択。

WindowsとMacで動作差はあるか

どちらもUSBクラスコンプライアント対応なので、ドライバ不要で認識する。ただしMV7+のShurePlus MOTIVアプリはMac版のほうがアップデートが早い傾向がある。AT2020USB-Xも同様にOS問わず動作するけど、Windows環境ではASIOドライバ(VoiceMeeterなど)を噛ませたほうがレイテンシは安定した。大きな差ではないから、OSで選ぶ必要はない。

リセールバリューが高いのはどっちか

圧倒的にMV7+。SHUREブランドの強さに加えて、ポッドキャスト需要が安定してるから中古でも2万円前後で取引されてる。AT2020USB-Xは新品が1.5万円前後という価格設定もあって、中古だと8,000〜1万円くらいまで落ちる。「試してダメなら売る」前提ならMV7+のほうがリスクは低い。

SHURE MV7の最新価格や詳細なスペックは、以下のリンクから確認できます。タイミングによってはセール価格で購入できることもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

✅ まとめ|結局どっちを買うべきか

ここまで長々と比較してきたけど、結論はシンプルだ。

環境音が気になる部屋ならMV7+、静かな部屋で音質だけを追求するならAT2020USB-X。これが俺の答え。

MV7+はダイナミック型だから、エアコンの音やキーボードの打鍵音を拾いにくい。一方AT2020USB-Xはコンデンサー型ゆえに繊細な音まで収録できるけど、裏を返せば余計な音も全部拾う。自分の部屋が「生活音ダダ漏れ」なら、AT2020USB-Xだとポスプロで苦しむことになる。

筆者が1本だけ選ぶならこっち

俺が1本だけ選ぶなら、MV7+にする。理由は3つ。

  • 環境を選ばない。引っ越しても、カフェで収録しても、安定した音が録れる。コンデンサー型だと場所を選ぶのが地味にストレスだった
  • USB/XLR両対応。今はUSBで十分でも、将来オーディオインターフェースを導入したくなったときにそのまま使える。AT2020USB-XはUSB専用なので、そこが拡張性の差になる
  • タッチパネル操作が楽。ゲイン調整やミュートを本体でサッとできるのは、配信中に「あ、音量」ってなったとき本当に助かる

ただし正直に言うと、純粋な音質だけならAT2020USB-Xのほうが好みだった。コンデンサー型特有の空気感というか、声の倍音がきれいに乗る感じはさすがオーテク。防音室や静かな書斎を持ってる人なら、AT2020USB-Xのほうが満足度は高いと思う。

価格はMV7+がAmazon実売で約3.3万円前後、AT2020USB-Xが約2万円前後。差額の1.3万円を「環境ノイズ耐性+XLR拡張性」に払えるかどうかが判断基準になる。

購入前に確認しておきたいチェックリスト

  • ☑ 自分の収録部屋でエアコンや生活音がどれくらい入るか確認したか?
  • ☑ 将来XLR接続(オーディオインターフェース経由)に移行する可能性はあるか?
  • ☑ マイクアーム・ポップガードなど周辺機材の予算(3,000〜5,000円)も見込んでいるか?
  • ☑ PCのUSBポートがType-Cか確認したか?(変換アダプタが必要な場合あり)
  • ☑ 主な用途は声の収録か、楽器やASMRなど繊細な音も録るのか?

5つ全部チェックしてみて、「環境音あり・XLRも気になる・用途は声メイン」に当てはまるならMV7+が鉄板。「静かな部屋・USB完結でOK・楽器もやる」ならAT2020USB-Xで間違いない。

どっちを選んでも”USBマイク沼の入口”としては最高クラスの2本なので、自分の環境と用途に素直に合わせるのが後悔しないコツだと思う。

📦 この記事のおすすめ商品まとめ

本記事でご紹介した商品をまとめています。購入前の最終確認にご活用ください。

SHURE MV7+の最新価格や詳細なスペックは、以下のリンクから確認できます。USB/XLRの両対応で将来の機材拡張にも対応できるため、長く使えるマイクを探している方はぜひチェックしてみてください。

Audio-Technica AT2020USB-Xの最新価格や詳細スペックは、以下のリンクから確認できます。コンデンサーマイクならではのクリアな高音質を手軽に体験したい方は、ぜひチェックしてみてください。

SHURE MV7の最新価格や詳細なスペックは、以下のリンクから確認できます。タイミングによってはセール価格で購入できることもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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