生きるために何が必要か?
何かしらの理由で、通常の生活ができなくなったとき、生きるために最低何が必要になるでしょうか?
極限では、貨幣や金や株や外貨なども役に立たない場合もあります。食料・水は必須ですよね。
そこまではいかなくても、水道・電気・ガス・食料品などが止まってしまった場合に、生命の維持のために何が必要になってくるでしょうか。
まずは水です。水の確保、特に飲料水の確保は重要です。
まずは3日間自宅から出なくても生きていける飲料水は備えておくべきです。
水の確保
飲料に耐えうる水質の飲料水はどのように手に入れたらよいでしょうか。
飲料水に関しては1人6L~9L(1日2~3L)が推奨されております。
最低ラインとして1日2Lを備蓄として考えます。
目安で3日間ですと、1人飲料水2Lペットボトル3本となります。
3日間で、3人家族で9本、4人家族で12本、5人家族で15本
この程度でしたら備蓄として置いておく事はできそうです。
まずは3日間程度の飲料水を備蓄として持っておくことが重要です。
生活用水も考慮するとその倍を備蓄することになります。
①短期備蓄用飲料水の用意
購入するときの注意点としては、消費期限がいつまでかを確認することです。
コチラの商品のように、備蓄用で5年ほど持つものを購入するのが良いでしょう。
購入してどの程度の消費期限の商品が届くかわからない場合もあるので注意です。
自己責任で確認等をおこないましょう。
上記で12Lですから2人ならこれで備蓄用としても良いでしょう。
4人家族であれば、2セット購入でよいでしょう。
2Lか500mlかは好みです。
飲料水として考えると、500mlの小分けが良いかもしれません。
SUNTORYとAsahiを1セット購入しました。
さて、初期3日間の飲料水は確保したとして、それ以上の場合はどうしたらよいでしょうか。
→備蓄がなくなったらそれで終わり、それ以外の方法も考慮しておくべきですね。
まずは雨水や川の水を含めて、何かしらの備蓄水があるという前提で考えます。
水自体がない場合は、川などからくむか、雨水か、水蒸気から得るしかなくなりますので。
それは別の時にまとめましょう。
②貯水タンクの用意
水の備蓄が必要になります。
具体的にはまず貯水タンクを購入します。
100Lの場合、すべて飲料水として考えると、4人家族で約12日程度の容量になります。
200Lで4人家族で24日分です。
雨水タンクとして100L程度のものでは、以下のようなものがあります。
大きさで高さが低めのものですと、
このようなものがあります。
雨どいなどの加工が難しい賃貸の方でしたら、
このようなものがあります。集水力はややおちます。
その他、貯水タンクは色々とあるので、設置状況に応じて考慮したらよいでしょう。
水を使用する際、もしくはどこからか水を確保する場合、ポンプがあれば役に立つことがあるかもしれません。
低価格では、以下のようなものがあります。
ホース内径等は確認して接続しなければいけません。
電源の確保としてポータブルバッテリーも備えておきましょう。
こんなやつです。
詳細はまた別で。
③濾過器の用意 LIFESAVERがおすすめ
雨水や、その他の水を確保できたとして、それを飲料するためには濾過機等が必要になります。
あえて限定すると、電源がいらず、持ち運び可能なものがBESTと考えます。
濾過機が必要になる状況では、かなり飲料水確保が困難な状況ですので、携帯して水さえあれば、なんとか飲めるという製品がBESTな選択となります。
バランス的におすすめはLIFESAVERとなります。
細菌を99.9999%、シスト、ウイルスを99.99%除去できます。
こちらですね。4000L濾過可能ですので、4人家族ですと500日分程度の濾過は可能になります。
ただ、炭フィルターは250Lまでなので、15個プラスで必要です。メインフィルターのみでも安全に使用可能ですが、塩素や臭いや味が気になる場合はあったほうが良いでしょう。
ボトル1個に対して3~4セットあれば十分ですが、このあたりは好みでしょう。
メインのフィルターも変えることが出来ます。
予備で1つおいておいても良いですが、ボトル自体が破損する可能性もあることを考えると、ボトルを追加で購入した方がよいかもしれません。
その他にも携帯用浄水器はありますが、ウイルスまで除去可能なフィルターではないものでした。
LifeStraw 細菌や不純物のみ ウイルスは不可
MSR ミニワークスEX 細菌・シスト可 ウイルス不可
ちなみに、携帯型ではないものでしっかりとしていそうなもので
ミヤサカ工業の「飲めるゾウRO」
なんかしっかり感がありますね。
RO逆浸透膜フィルターですと、ほぼなんでも濾過が行けそうです。
細菌・シスト・ウイルスはもちろんですが、その他毒物(ヒ素、ダイオキシン、放射性物質、農薬等)の除去も可能なそうです。
家に設置可能な人や、これから新築を建てる方はこのようなものも検討しておいていいかもしれません。
まとめ
携帯型の濾過器で水さえあれば、なんとか飲める水が確保できるものとして、LIFESAVERがおすすめです。
非常用に本体1つと活性炭フィルターを3個購入しました。
値段はやはり高めですが、他の安いものは殆どがフィルター機能として満足いくものがありませんでした。
備えとして備蓄水にくわえて要検討です。
LIFESAVERおすすめです。