最近、細々とLINEスタンプ・絵文字を作成しています。
その過程で、画像処理が簡単に出来たら便利だなと思ったことがあり、Pythonアプリを作成しました。
LINEスタンプ作成のために作った自分のための自作アプリがいくつかあります。
- 背景透明化アプリ(複数画像をドラッグアンドドロップで一気に透明化)
- 画像リサイズアプリ(複数画像をドラッグアンドドロップで一気に任意リサイズ)
- 瞬間main画像作成アプリ(画像をドラッグアンドドロップすると瞬時にmain画像作成)
- tag画像生成アプリ(画像をドラッグアンドドロップで位置調整して作成)
- そこだけ透明化アプリ(クリックしたところの色に近いものを透明化。2パターンの透明処理あり)
- 画像切り抜き最強アプリ(背景が白の複数の絵がある画像シートから、個別の絵を画像ファイルに分割する。)
- スタンプ作成!画像合成ソフト(複数の画像と複数の文字画像を統合してLINEスタンプを作成します)
このたび、Webアプリケーションを作成してみたく、試しに数個のスタンドアロンのPythonアプリをXserver上でWebアプリ化してみました。
今回はそこだけ透明化アプリと画像切り抜き最強アプリをwebアプリ化してみました。
まずはそこだけ透明化アプリを公開します。
そこだけ透明化アプリ解説
透明化処理って重要ですが、サクッとできるアプリってなかなかないですよね。
webでの透明化処理で有名どころでremove.bgとかありますね。もちろんCanvaでもできますし、他の画像処理ソフトでも有料なものとかで複数の画像を一気にできたりしますが、サクサクっとできるわけではない印象です。
透明化処理をキャラクターや絵の色に影響を与えないように透明化処理すると周囲から透明化処理をしないといけないので、絵の内部で透明化したい所がのこったりします。追加でそこだけ透明化したい!というところがでてくるんです。
そこで、クリックするとその色に近い色を透明化するソフトを作成しました。
そこだけ透明化アプリと呼んでいます。2パターンの処理を選べるようにしています。
1)クリックした色に近い色をすべて透明化する処理
2)クリックした色に近い色をクリックした場所から接するピクセルだけ透明化する処理
透明化範囲のスライダーで、透明する色の許容度を変えることができます。数値が大きくなるほど、近い色の範囲が増えます。30ぐらいがバランス良い感じなので、それをデフォルト値にしています。
必要にあわせて使ってください。
画像はドラッグアンドドロップ、または画像を選択ボタンから読み込めます。
透明化範囲:デフォルトの30がおすすめです。数値が大きくなると、より多くの似た色が透明化されます。
似た色すべてを透明化:クリックした色に近い色を、画像すべての部分から選択して透明化します。
接する似た色のみ透明化:クリックした色に近い色を、クリックした場所から接するピクセルだけ透明化します。
Undoは現在5回ほど可能にしています。
保存:処理された画像を保存します。
単純なwebアプリ化なのでレスポンスがやや遅いです。。
連続で処理をおこなうと、時々バグが生じますが、ページを再読み込みすると動きます。