【2026年版】フリーランス・リモートワーカー向け格安SIM比較5選|通信費を賢く節約する選び方

ビデオ会議中に速度制限で画面がフリーズして困る在宅ワーカー
目次

フリーランス・リモートワーカーが格安SIMを選ぶ際の3つのポイント

「月末になると速度制限がかかって、ビデオ会議の途中で画面が固まる……」そんな経験をしたことはありませんか?格安SIMは大手キャリアと比べて月額料金が2,000〜4,000円ほど安くなる一方、選び方を間違えると仕事の生産性を大きく損ないます。在宅・外出先どちらでも快適に働くために、契約前に必ず確認しておくべきポイントをまとめました。

リモートワークに必要なデータ容量の目安

テレワークで消費するデータ量は、業務内容によって大きく変わります。目安として、Zoom・Teams・Google Meetなどのビデオ会議は1時間あたり約1〜1.5GB、音声のみの通話であれば約0.1GB程度です。1日4時間のビデオ会議を月20日こなすと、それだけで80〜120GBに達する計算になります。

業務別データ消費量の目安

  • ビデオ会議(HD画質):約1〜1.5GB/時間
  • Slack・チャットツール:約0.5〜1GB/月
  • クラウドファイル共有(Dropbox・Drive):転送量に依存、目安5〜20GB/月
  • Webブラウジング・メール:約1〜3GB/月

自宅では固定回線を使い、外出時のみモバイル通信を使う場合は20〜30GBプランでも対応できるケースが多いです。一方、カフェやコワーキングスペースを主な作業場にしている場合は50GB以上、または無制限プランを選んでおくと安心といえます。

速度制限・混雑時間帯に注意すべき理由

格安SIMの多くはMVNO(仮想移動体通信事業者)として大手キャリアの回線を借りて運用しています。そのため、同じ回線を多くのユーザーで共有する構造上、昼12時〜13時・夜18時〜21時の時間帯は速度が著しく低下する傾向があります。実測値では、ピーク時に通常の1/5〜1/10程度まで落ちる事例も報告されています。

注意:フリーランスがとくに気をつけたい制限の種類

  • 月間データ容量の上限超過:多くのプランで超過後は最大200kbps〜1Mbpsに制限される
  • 3日間の通信制限:短期間に大量通信すると一時的に速度を絞るキャリアもある
  • 時間帯による混雑制限:MVNO固有の課題。キャリア直回線(楽天モバイルなど)は比較的影響が少ない

クライアントとのオンライン打ち合わせが昼や夕方に集中する場合は、混雑の影響を受けにくいキャリア系サブブランド(ahamoやpovo、LINEMO)や、帯域制限を実施していないと公表しているMVNOを選ぶことで、業務中の接続トラブルを大幅に減らせます。

サポート体制とeSIM対応の確認ポイント

格安SIMはコスト削減のため、電話サポートを廃止しチャットやメールのみ対応としているサービスも少なくありません。通信トラブルは業務を完全にストップさせるリスクがあるため、サポートの品質は見落とせない比較軸です。

POINT 1

サポート対応時間を確認:平日9〜18時のみのサービスは、急なトラブル時に対応が翌日以降になることも。24時間対応またはAIチャット対応があると安心です。

POINT 2

eSIMへの対応状況:物理SIMの郵送を待たず、オンラインで即日開通できるeSIMは、スマホをすぐ使いたい場面やデュアルSIM運用に非常に便利です。2026年時点で主要格安SIMの約7〜8割がeSIMに対応しています。

POINT 3

MNP(番号ポータビリティ)の転出手数料:合わなければすぐに乗り換えられるよう、転出手数料が無料かどうかも事前に確認しておきましょう。現在は多くのサービスで無料化が進んでいます。

これら3つのポイントを押さえた上で、次のセクションでは実際におすすめの格安SIM5選を具体的なプラン・料金とともに比較していきます。ぜひ参考にしてみてください。

格安SIM5選スペック・料金 徹底比較表

前セクションで解説した「回線速度・データ容量・サポート」の3つの軸をもとに、フリーランス・リモートワーカーに人気の格安SIM5社を横断比較しました。各社の特徴をひと目で把握できるよう、表と解説をセットで整理しています。

月額料金・データ容量の比較

まず気になるのが月々のコストでしょう。主要5社の代表的なプランを並べると、料金体系の違いがはっきり見えてきます。

キャリア プラン名 データ容量 月額料金(税込) 使用回線
IIJmio ギガプラン 15GB 1,500円 ドコモ/au
楽天モバイル Rakuten最強プラン 〜20GB/無制限 2,178〜3,278円 楽天/au(パートナー)
mineo マイピタ 20GB 2,178円 ドコモ/au/ソフトバンク
LINEMO スマホプラン 20GB 2,728円 ソフトバンク
povo2.0 トッピング制 30GB(90日) 990円〜(基本料0円) au

ポイント

月に15〜20GB程度を安定して使いたいフリーランスには、IIJmio(1,500円)がコストパフォーマンスの面で頭ひとつ抜けています。一方、データ使用量が月によって大きく変わる場合は、povo2.0のトッピング制(使った分だけ課金)が節約になるケースもあります。

通信速度・回線品質の比較

「安くても繋がらなければ意味がない」と感じたことはありませんか。オンライン会議やクラウドへのファイル送受信が多いリモートワーカーにとって、昼休みや夕方のピーク帯における速度低下は死活問題です。

実際の使用感ベースの目安として、下り速度の中央値は以下のように報告されています(2025年下半期・各社公表データおよび第三者計測より)。

  • 楽天モバイル:自社回線エリア内では下り平均70〜100Mbps。ただし地方・地下では繋がりにくい場合あり
  • IIJmio:ドコモ回線利用で安定感が高く、昼帯でも20〜40Mbps前後を維持しやすい
  • LINEMO:ソフトバンク直系のため品質が安定。都市部の屋内でも比較的快適
  • mineo:3キャリア回線に対応する柔軟性が強みだが、混雑時は10Mbps以下に落ちることも
  • povo2.0:au回線直系で安定しているが、データ残量ゼロ時は最大1Mbpsに制限

注意

格安SIMの多くはMVNO(仮想移動体通信事業者)のため、大手キャリアの回線を借りて提供しています。昼12〜13時・夜18〜21時のピーク時は速度が落ちやすい傾向があります。ビデオ会議を頻繁に行う場合は、ピーク帯でも安定しているキャリアを選ぶことが重要です。

eSIM対応・契約手続きのしやすさ比較

複数デバイスを持ち歩くフリーランスにとって、物理SIMの差し替えなしに使えるeSIMの対応状況は見逃せないポイントです。また、申し込みから開通までのスピードも仕事の切り替えに直結します。

キャリア eSIM対応 最短開通 本人確認 サポート
IIJmio 当日〜翌日 eKYC対応 電話・チャット
楽天モバイル 即時 eKYC対応 チャット・店舗
mineo 翌日〜3日 eKYC対応 電話・メール・コミュニティ
LINEMO 即時 eKYC対応 チャット(24時間)
povo2.0 即時 アプリ完結 アプリ内チャットのみ

楽天モバイル・LINEMO・povo2.0は即日開通が可能で、急ぎで回線を確保したい場合にも対応しやすい構成です。一方、mineoはeSIM対応端末が限定されるため、申し込み前に自分のスマートフォンが対象機種かどうか確認してみてください。

  • eSIM即時開通を重視するなら:楽天モバイル・LINEMO・povo2.0
  • 電話サポートを重視するなら:IIJmio・mineo
  • 3キャリア回線から選びたいなら:mineo一択

【IIJmio】コスパと安定感を両立するエンジニア定番SIM

「格安SIMに乗り換えたいけど、回線品質は妥協したくない」と感じたことはありませんか?IIJmioは1997年創業の老舗ISP・IIJ(インターネットイニシアティブ)が運営するMVNO(仮想移動体通信事業者)で、エンジニアやITリテラシーの高いユーザーから長年支持されています。

回線はドコモ・au回線に対応しており、特にドコモ回線(タイプD)は地方出張時の安定感でも評価が高いです。

IIJmioの料金プランと実測速度

主力の「ギガプラン」は以下の通りです。音声通話SIMでも月額850円(2GB)から始められます。

データ容量音声SIM(月額)eSIM(月額)
2GB850円740円
5GB990円880円
10GB1,500円1,390円
15GB1,800円1,690円
20GB2,000円1,890円

実測速度は時間帯によって差があります。朝・夜間は10〜30Mbps前後で快適に作業できますが、昼12時台は1〜5Mbps程度に落ちる場合があります。動画会議をランチタイムに設定している場合は注意が必要です。

ポイント:余ったデータは翌月に繰り越せます。また、複数SIM間でデータをシェアできる「バンドルクーポン」機能は、家族や複数端末の使い分けに便利です。

eSIM対応・複数SIM運用でのメリット

IIJmioはeSIMに対応しており、iPhone・Androidともにオンライン申し込みから最短即日で利用開始できます。物理SIMと組み合わせてデュアルSIM運用することで、通話用・データ通信用と用途を分けられます。

  • eSIM+物理SIMのデュアルSIM運用が可能(月額を2本立てで最適化)
  • データシェア機能でタブレット・PCなど複数端末を一元管理
  • MNP転入特典が充実(2026年3月時点で端末セット割引あり)
  • IIJの独自バックボーンによる比較的安定した品質
  • 昼間の通信速度低下はMVNO全般の課題であり避けられない
  • キャリアメールは提供なし(Gmail等への移行が前提)
  • 対面サポート窓口が限られるため、手続きは基本オンライン完結

複数デバイスで通信費をまとめて管理したいフリーランスや、安定した老舗MVNOを探しているエンジニアにとって、IIJmioは有力な選択肢です。まずは公式サイトで最新のMNP特典を確認してみてください。

【楽天モバイル】データ無制限運用を目指すなら最有力候補

「毎月のデータ使用量が読めなくて、追加チャージの費用が怖い」と感じたことはありませんか?ビデオ会議やクラウドストレージを日常的に使うフリーランスにとって、データ上限のストレスは生産性にも直結します。そこで注目したいのが、月額3,278円(税込)で使い放題を実現する楽天モバイルです。

楽天回線エリアと通信品質の実態

楽天モバイルは自社回線(楽天回線)とパートナー回線(au回線)を組み合わせて提供しています。2025年末時点で人口カバー率は約99.9%に到達したと発表されており、都市部での実用性は大きく向上しました。一方、山間部や地下・屋内などでは依然としてパートナー回線に切り替わるケースがあり、注意が必要です。

通信速度は楽天回線エリア内では下り平均50〜120Mbps程度の報告が多く、ビデオ会議(推奨1.5〜8Mbps)や大容量ファイルのアップロードも問題なくこなせるといえます。ただし、混雑時間帯(12時・18〜21時台)は速度低下が起きやすいという声もあります。

エリア確認は必須です
自宅・よく使うカフェ・クライアント先が楽天回線エリア内かどうか、公式の「サービスエリアマップ」で事前に確認してみてください。

フリーランスの経費計上との相性

楽天モバイルは法人契約(楽天モバイルビジネス)にも対応しており、個人事業主でも法人名義での契約が可能です。月額固定費が明確なため、家事按分(業務使用割合に応じた経費計上)の計算がしやすく、確定申告時の手間を減らせます。

項目内容
月額料金3,278円(無制限)
国内通話Rakuten Linkアプリ利用で無料
データ速度楽天回線内:制限なし
法人契約対応あり

楽天モバイルが向いている人

  • 月20GB以上使うヘビーユーザー
  • ビデオ会議・クラウド作業が多いエンジニア・デザイナー
  • シンプルな料金体系で経費管理をしたい個人事業主

デメリットも把握しておきましょう

  • 地方・郊外ではパートナー回線(au)に切り替わる場合がある
  • iPhoneの一部旧モデルでは楽天回線非対応のケースあり
  • 混雑時間帯の速度低下が他社より目立つという報告もある

データ無制限で月額3,278円という水準は、格安SIM市場でも突出したコストパフォーマンスといえます。居住・活動エリアが楽天回線に対応しているなら、真っ先に候補に挙げてみてください。

【ahamo/LINEMO/povo2.0】大手キャリアサブブランドの実力比較

楽天モバイルのエリアカバー率に不安を感じたことはありませんか?月額3,278円の無制限プランは魅力的ですが、仕事で使う回線に不安定さは禁物です。そこで注目したいのが、ドコモ・ソフトバンク・auという3大キャリアの回線をそのまま利用できるサブブランドです。価格は楽天より若干高めになるものの、回線品質の安定感は段違いといえます。

サービス 月額料金 データ容量 回線 通話
ahamo 2,970円 30GB ドコモ 5分無料通話込み
LINEMO 2,728円(スマホプラン) 20GB ソフトバンク LINEギガフリー
povo2.0 0円〜(トッピング制) 都度選択 au かけ放題オプション別途

ahamo:ドコモ回線で安定重視のリモートワーカー向け

国内シェアトップクラスのドコモ回線をそのまま利用できるのがahamoの最大の強みです。月額2,970円でデータ30GB+5分以内の無料通話が付いており、追加オプション(月額1,100円)で完全かけ放題にも対応します。実際のカバレッジは国内人口カバー率99.9%超(2025年時点)で、地方出張やカフェワーク時の接続トラブルが少ない点がフリーランスに評価されています。

ahamoのフリーランス向けポイント

  • ドコモの4G/5G回線をそのまま使用でき回線品質が安定
  • 30GBはオンライン会議(Zoom等)の月100時間分に相当
  • 海外82の国・地域でそのまま利用可能(出張・旅行に対応)
  • 店頭サポートなし・オンライン手続きのみ
  • 20GB以下の軽量ユーザーにはやや割高感あり

LINEMO:ソフトバンク回線+LINEギガフリーの活用術

LINEのトーク・通話・スタンプがデータカウントゼロになる「LINEギガフリー」が最大の差別化ポイントです。フリーランスのクライアント連絡や、チームとのやりとりをLINEで行っている場合、実質的なデータ消費量を大幅に削減できます。月額2,728円(スマホプラン・20GB)と3プランの中で最も安く、LINEヘビーユーザーであれば15GBあれば十分まかなえるケースも少なくありません。

LINEMOのフリーランス向けポイント

  • LINEギガフリーでビジネス連絡のデータ消費ゼロ
  • ミニプラン(3GB・990円)への変更も可能で繁閑に合わせやすい
  • PayPayポイントとの連携でポイント還元を得やすい
  • LINEを使わない場合は他プランに対する優位性が薄い
  • 20GBを超えると追加購入(1GB・220円)が必要

povo2.0:トッピング型で使い方に合わせた柔軟運用

「基本料0円」からスタートし、必要な容量や機能をトッピング(追加購入)していくau系のユニークなサービスです。たとえば月20GBなら2,700円、月60GBなら6,490円、と使い方に応じて選択できます。繁忙期は大容量トッピング、落ち着いた月は1GBトッピング(220円・7日間)に切り替えるといった柔軟な運用が得意で、収入の波があるフリーランスにとって相性が良いといえます。一方、通話は標準で22円/30秒の従量制のため、電話の多い業種は5分かけ放題オプション(月550円)の追加を検討してください。

povo2.0のフリーランス向けポイント

  • 繁閑に合わせてデータ量を1GB〜150GBまで柔軟に設定可能
  • 基本料0円のため予備回線・デュアルSIM運用にも最適
  • 期間限定トッピング(24時間使い放題・330円)は外出時に便利
  • 毎月自分でトッピングを購入する手間がかかる
  • 180日以上トッピングなしで利用停止リスクあり

3サービスの選び方まとめ

  • 回線の安定感を最優先するなら → ahamo(ドコモ30GB)
  • LINEでクライアント対応が多いなら → LINEMO(ソフトバンク20GB)
  • 月によって使用量が大きく変わるなら → povo2.0(トッピング型)

3サービスとも大手キャリアの回線品質を維持しながら、月額2,700〜3,000円台に収まる点が共通のメリットです。具体的なプラン内容や最新のキャンペーン情報は各公式サイトでぜひ確認してみてください。

自宅・カフェ・外出先で異なる働き方をするフリーランサーのスマートフォン活用シーン

タイプ別おすすめ格安SIMの選び方まとめ

ここまで主要な格安SIMと大手サブブランドを比較してきました。とはいえ「結局、自分にはどれが合うの?」と迷う方も多いはずです。ここでは働き方・外出頻度・端末運用スタイル別に、最適な選択肢をズバリ提示します。

自宅メイン・外出少なめのエンジニア向けおすすめ

週に1〜2回程度しか外出しない在宅エンジニアなら、モバイル回線はあくまで「補助」と割り切れます。Wi-Fi環境が整っている自宅をメイン拠点とするなら、月額コストを最小化する戦略が最適です。

この働き方におすすめ:povo2.0(基本料0円)+必要時にトッピング購入

  • 基本料:0円(180日以内にトッピング購入が条件)
  • データ追加:1GB=390円、3GB=990円など、使った分だけ課金
  • 自宅Wi-Fiがメインなので月平均コストは300〜600円前後に収まるケースが多い
  • 急な外出・出張にも5分かけ放題トッピング(660円/24時間)で対応可能

注意点として、povo2.0はデータ通信専用ではなく音声SIMも選択できますが、通話が少ない方は留守番電話・番号通知などの付帯サービスが限定的である点を把握しておきましょう。

項目内容
月額目安300〜600円(使用量次第)
回線品質au回線(実測平均30〜50Mbps)
こんな人に最適外出月8回未満・自宅Wi-Fi完備

外出・カフェ作業が多いフリーランス向けおすすめ

週3日以上カフェやコワーキングスペースで作業するフリーランスにとって、回線の安定性は死活問題です。混雑時間帯にWi-Fiが使えない場面も多く、モバイル回線がメインになるケースも珍しくありません。

この働き方におすすめ:ahamo(月2,970円・20GB)

  • ドコモ回線を使用し、実測平均50〜80Mbpsと格安SIM最高水準
  • 20GBで月2,970円は大容量プランとして業界トップクラスのコスパ
  • 国内82分の無料通話付き(超過は22円/30秒)
  • 海外82カ国でそのまま使えるローミング対応(追加料金なし・速度最大128kbps)

カフェ作業では動画会議・大容量ファイルのアップロードなど帯域を使うシーンが増えます。LINEMO(20GB・2,728円)も有力候補ですが、ソフトバンク回線の屋内エリアが弱い場所ではahamoのドコモ回線が有利になる傾向があります。実際に自分がよく行くエリアのカバーマップを確認してから選ぶと安心です。

項目内容
月額目安2,970円(固定)
回線品質ドコモ回線(実測平均50〜80Mbps)
こんな人に最適週3日以上外出・動画会議あり

複数端末・デュアルSIM運用したい場合のおすすめ

スマホとタブレット、あるいはSIMスロットが2つある端末で「通話用」と「データ用」を使い分けたい場合、それぞれの役割に特化したSIMを組み合わせる方法が賢明です。月額合計を1,500〜2,500円に抑えながら、安定性と柔軟性を両立できます。

デュアルSIM構成の定番パターン

  1. 音声SIM:LINEMO スマホプラン(990円・3GB)でソフトバンク回線の通話品質を確保
  2. データSIM:IIJmio eSIM(858円・2GB〜)でドコモ回線のデータ通信を追加
  3. 合計月額:1,848円〜で5GB以上を安定確保

IIJmioはeSIMに対応しており、物理SIMスロットが1つしかない端末でもデュアルSIM運用が可能な点が大きな利点です。また、同一アカウントで複数SIMを管理でき、データ容量のシェアプランも選択肢に入ります。

一方、デュアルSIM運用では端末の対応状況(5G SA非対応モデルなど)によって速度が制限されるケースもあるといわれています。購入前に自分の端末のSIMロック解除状況とeSIM対応可否を必ず確認してみてください。

項目内容
月額目安1,848〜2,500円(構成次第)
回線品質ソフトバンク+ドコモの2回線で冗長化
こんな人に最適スマホ・タブレット併用・通話量多め

まとめ:タイプ別おすすめSIM一覧

タイプおすすめSIM月額目安
在宅メインpovo2.0300〜600円
外出・カフェ多めahamo2,970円
デュアルSIM運用LINEMO+IIJmio1,848円〜
スマートフォンのSIMトレイに格安SIMカードを挿入する乗り換え作業の手元クローズアップ

格安SIMへの乗り換え手順と注意点

「乗り換えたいけど、手続きが複雑そうで一歩が踏み出せない」と感じたことはありませんか?実際にはMNP転出から開通まで最短1〜3日で完了するケースが大半です。つまずきやすいポイントを事前に把握しておくだけで、スムーズに切り替えられます。

MNP予約番号の取得から開通までの流れ

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、現在の電話番号をそのまま別のキャリアへ持ち運べる仕組みのことです。手続きはオンラインで完結するものがほとんどで、余計な来店は不要です。

STEP 1

現在のキャリアでMNP予約番号を取得する
マイページやキャリアアプリから発行申請できます。予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間。余裕を持って取得しましょう。

STEP 2

乗り換え先の格安SIMに申し込む
申し込み時にMNP予約番号・有効期限・本人確認書類が必要です。eSIMの場合はメールアドレスとQRコードの受信環境も確認しておきましょう。

STEP 3

SIMカード到着・または開通操作を行う
物理SIMは届いたカードを差し替えてAPN設定(アクセスポイントの設定)を行います。eSIMはQRコードを読み込むだけで、最短数十分〜数時間で開通します。

STEP 4

MNP転入が完了したら旧SIMは自動で使用不可に
電話・データ通信が新回線で正常に動作するか確認してください。Wi-Fi電話(VoLTE)設定が必要なキャリアもあるため、申し込み時のガイドを合わせて確認しましょう。

転出手数料に注意:大手3キャリアのMNP転出手数料は現在無料(2024年以降の法改正対応済み)ですが、格安SIM同士での乗り換え時は3,300円程度かかるケースもあります。事前に確認しておくと安心です。

乗り換え前に確認すべきSIMロック解除の手順

大手キャリアで購入したスマートフォンには「SIMロック」がかかっている場合があります。SIMロックとは、特定のキャリアのSIMカードしか使えないよう制限する仕組みのことです。格安SIMに挿しても「圏外」のまま使えないケースがあるため、乗り換え前に必ず確認しておきましょう。

  • 2021年10月以降に購入した端末:SIMロック禁止が義務化されており、原則ロックなしで販売されています
  • 2021年9月以前に購入した端末:各キャリアのマイページから無料でSIMロック解除が可能です
  • 中古・海外購入端末:「SIMフリー」表記があるか、IMEI番号(端末固有の識別番号)で動作確認サービスを利用しましょう

SIMロック解除はオンライン手続きが主流で、所要時間は5〜15分程度です。解除後は一度端末を再起動することで設定が反映されます。対応バンド(周波数帯)の確認も合わせて行うと、エリアの不安を減らせます。

乗り換え当日の「通信空白」に注意:MNP転入のタイミングで旧SIMが停止するため、Wi-Fi環境の確保か、開通作業を自宅で行うことをおすすめします。仕事の連絡が集中する平日の日中は避けるのが無難です。

結論:フリーランスエンジニアに最もおすすめの格安SIMはこれ

乗り換え手順を把握したところで、肝心の「どこを選ぶか」に迷ってしまうケースは少なくありません。月額料金・データ容量・回線品質の三拍子を踏まえたうえで、用途別の最終結論をお伝えします。

コスパ最優先ならIIJmioギガプランが鉄板

月間データ消費が5〜15GB前後で、カフェや図書館など固定回線との併用が多いフリーランスにはIIJmioギガプランが最有力候補です。2GBプランが月額850円(税込)から始まり、15GBでも1,500円以下に収まります。au・ドコモの2回線バンドルに対応しているため、通話用とデータ用を分けて運用しても割安感が際立ちます。

IIJmioギガプラン 主要スペック(2026年3月時点)

容量月額(税込)向いている使い方
2GB850円Wi-Fi中心・通話メイン
5GB990円軽めのリモートワーク
15GB1,500円動画視聴・テレワーク混在
20GB1,800円外出が多いエンジニア
  • 通話料11円/30秒(かけ放題オプションは月額500円〜)
  • eSIM即日発行に対応、MNP転入も最短翌日
  • バースト転送機能で混雑時も体感速度が落ちにくい

無制限運用を目指すなら楽天モバイル一択

月間データ消費が30GBを超えるヘビーユーザー、または長時間のビデオ会議やクラウドストレージ同期が日常的な方には楽天モバイル(Rakuten最強プラン)が圧倒的なコスパを発揮します。3GB以下は月額1,078円、3〜20GBは2,178円、20GB超は3,278円の上限固定で、国内データ通信は無制限です。

楽天モバイルを選ぶべき3つの条件

  • 月間データ使用量が20GB以上になることが多い
  • Rakuten Link利用で国内通話が実質無料になる恩恵を最大化したい
  • 楽天経済圏(楽天市場・楽天カード)と組み合わせてポイント還元を狙いたい

一方、楽天回線エリア外ではパートナー回線(au)に切り替わり、速度制限が発生する点は注意が必要です。地方出張が多い場合は事前にエリアマップを確認してみてください。

迷ったときの選び方まとめ

タイプおすすめSIM月額目安
固定回線併用・通話重視IIJmioギガプラン850〜1,800円
データ無制限・コスト上限固定楽天モバイル1,078〜3,278円
大手キャリア品質を維持したいahamo / povo2,970〜2,728円

格安SIMへの乗り換えだけで年間3〜6万円のコスト削減になるという試算もあります。まずは自分の月間データ使用量を確認し、用途に合った1枚をぜひ選んでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次